柳谷いいとこ巡り② 『八釜の甌穴群』
2019年5月4日 10時20分国道440号線を高知方面に進み、柳谷小学校への登り口を過ぎてまもなくすると、 『 八釜の甌穴群 』 の案内看板が見えます。
八釜の甌穴 とは、柳谷渓谷を流れる黒川の土砂や小石が、川岸をえぐってできた主流に連なる8個の巨大甌穴の姿が、お釜に似ていることから名付けられた甌穴群です。
大小35個の甌穴が密接して一群となっているのは全国的にも珍しく、 国指定の特別天然記念物 にも指定されています。
不思議な形状の甌穴は一つとして同じものはなく、自然の神秘と力強さを感じることができ、夏になると清涼感たっぷりのオアシスとして親しまれ、秋には紅葉も楽しむことができます。
八釜には 竜神 がすむ とされ、雨乞いの際に参拝し、それでも雨が降らない時は、竜神が嫌う金物を淵の中に入れ、怒らせて雨を降らせたという言い伝えがあります。
昨年度の、やなだに文化祭で発表した柳谷小学校の劇にも、竜神様が登場しました。