四国カルストで自然観察&幼稚園の親子遠足
2025年10月20日 11時39分10月17日(金)、低学年は川下の他校の友達と一緒に、四国カルストの「けやき平」へ自然体験に出かけました。
四国カルストに到着すると、空は澄み渡り、目の前には壮大な景色が広がっていました。なんと、高知沖の太平洋まで見渡せるほどの絶景!子どもたちの目もキラキラ輝いていました。
由良野の森の案内人さんと、面河山岳博物館の学芸員さんから、山の成り立ちやそこに暮らす生き物たちについて、たくさんのことを教えていただきました。
そして、今回のメインイベント「猪伏の大トチ」へ向けて、いざ出発!険しい山道を一歩一歩進みながら、道中では様々な樹木を観察し、その木々が落とした種を拾いました。拾った種は、プランターに植えて育てる予定で、未来の森づくりにつながる第一歩です。
ついに「猪伏の大トチ」に到着!その圧倒的な大きさに、みんな思わず息をのみました。幹の周りは6メートルほどもあり、何人かで手をつないで囲んでみると、そのスケールの大きさを実感できました。
その後、周辺の木々で遊んだり、木の種や生き物についてのお話を聞いたりしながら、自然の中で心地よいひとときを過ごしました。まるでジブリの世界に迷い込んだような苔むした風景もあり、子どもたちの感性をくすぐる場面がたくさんありました。
四国は山地が多いけれど、けやき平のように昔からの自然が残る森は、ほんのわずかしかないそうです。この貴重な自然に触れたことで、子どもたちはその雄大さを肌で感じ、これからも守っていきたいという思いを強くしたのではないでしょうか。
この日、幼稚園では親子遠足が行われ、とべ動物園へ出かけました。川下の他園の園児たちや、お父さん・お母さんと一緒に、園内を元気一杯に歩きながら、様々な動物たちを見て回りました。
ライオンの堂々とした姿に目を奪われたり、ゾウの大きな体に驚いたり、ペンギンのよちよち歩きに笑顔がこぼれたり、動物たちの魅力に触れるたびに、子どもたちの瞳はキラキラと輝いていました。
秋の涼しい風の吹く過ごしやすい最高の遠足日和で、みんなで心地よい時間を過ごすことができました。3園で楽しい一日を過ごし、すてきな思い出ができました。